こんにちは。タロットリーダーの高橋りかです。
あっという間に蒸し暑い時期が過ぎ去り、ここ数日はとても肌寒いですね。
風邪ひかないよう要注意です!
さて、タロット占いを独学で勉強中の皆様。
本やネットで勉強していると、いろんな疑問が湧いてきませんか。
勉強を始めた時に陥りがちな「???」「どういうこと?」について、今日の記事では一問一答形式で答えていきたいと思います。
そもそもな疑問過ぎて解説書に載っていなかったり、書いてあることがバラバラで何を信じていいか分からなくなってしまった方。
私もかなり迷ったことがありました・・・。
少しでも皆様の「???」が軽くなり、タロットがもっと好きになれるようにお手伝いしていきたいと思います(*´◡`*)
タロット占いをしてみて、素朴な疑問7選
どのカードを使えばいいの?
いろんな絵柄があるタロットカード。本屋さんで売っている「ミニカード+解説書つき」も様々だし、何を使って良いのかわからない。
初心者に一番オススメはどれ?
Tbooks でもよく聞かれるご質問です。
私は世界で一番人気のある、 アーサー・エドワード・ウェイト博士作成のタロットカードをオススメしています。ウェイト版・ライダー版・ウェイト=スミス版などと呼ばれていますね。
オススメする理由は、いくつかあります。
小アルカナがストーリー性のある絵札で大変解釈しやすいこと。(マルセイユ版というタロットカードの小アルカナはトランプのように数が表されているだけで、初めてには難易度高めと言えます)
そして日本でも最もポピュラーな種類のカードの為、日本語で出版されているのは大半がウェイト版タロット解説書です。よって、解説書を手に入れるのが簡単なこと。独学派においてこれ結構大事なポイントです。
また、いろいろな絵柄のタロットカードが発売されていますが、かなり多くのものがウェイト版準拠(ウェイト版の絵柄をデフォルメしたもの)なので、基礎を押さえてしまえばオーソドックスなカードだけでなく、好きな絵柄のカードも使えます。
例えば人気のホワイトキャットタロットも、ウェイト版準拠です
個人的には単純に絵柄も大好きですし、占いにとても使いやすいのでオリジナルのウェイト版デッキを愛用しております☆
本屋さんに売っている「ミニカード+解説書つき」のものも、大半がウェイト版準拠だと思います。気になる方は購入前に注意して見てみてくださいね。
何回も占っていいの?
一度カードを引いてよくわからなかった時や、何となく腑に落ちなかった時、もう一回引きたくなりますよね。
続けて何度も同じテーマで占うことを厳しく禁じている(笑)解説書もありますが、私は特にトレーニング段階ではいいんじゃないかな、と思います。
あくまでも「読む練習」という気持ち、サバサバ感が大事ですので、出たカード出たカードに対していちいち真剣に悩んでしまう方はやらない方がいいかもしれませんよ!そういう方は「1回だけ」と決めましょう。
儀式的なお作法はどれを守ればいいの?
解説書によって様々なお作法が書いてあります。
左手から・・・しっかりしたクロスを敷いて・・・神聖な空気・・・
いろいろありますが、私はほとんど採用しておりません(^-^;
クロスも猫柄のてぬぐいだし(かわいいんですよ!)、カットばかりでシャッフルはほとんどしないし。
解説書によって違うんだから、自分が取り入れたいものを取り入れればいいと思うんですね。
例えばキャンドルを焚いた方が気分がのるならぜひやってください!まずはいろんなお作法を知って、気になるものを試してみて、自分にしっくりくるものをみつけるのが一番です。
正逆とるの?とらないの?
これまた先生の考え方によってとるとらないのある正逆。
私は正逆をとっています。
ただし、正位置だから逆位置だからと言ってどの程度キーワードのニュアンスに強弱を生むかは、その時の質問者の方の状況であったり他のカードとの兼ね合いです。ほとんど正位置っぽく解釈することもありますし。
一概に言えないので大変難しいところなんですが、これは実占で慣れていくしかないですね。
私が大事にしているのは「逆で出たんだから出ないものと比べて何らかのメッセージがあるだろう」ということです。
そもそも、一枚のカードには軸となるメッセージがあって、それをどの角度から読むか、エネルギーがバランスを崩している状態なのか、というのが正位置と逆位置の読み方の違いです。
正逆については細かい説明になりますのでいずれまた詳しく記事をあげたいです。まずは、正逆をとってもとらなくてもどちらでもいいので、しっくりくる方でやってみてください。
本によってキーワードが違う
解説書やネットには数えられないほどたくさんのカードのキーワードが載っています。
被っているものもあれば、「え?これってなんとなくミスマッチな気がする」というものもあるかもしれません。
そんな時はまずはご自分の直感で、しっくりくるキーワードを採用するのがいいと思います。 初心者でも簡単!タロットカードの解釈法 の記事も参考になりますのでぜひご覧くださいね。
本来タロットカードは図像(絵柄)が意味を表していますので、図像の意味を読み解きながらキーワードを探っていくと、ご自分自身で「これはあり、これはなし」の判断が簡単につくようになります。
また、図像を理解していればご自分でキーワードをみつけられ、オリジナルのキーワードを作るのが簡単になりますので、本格的にタロットを勉強したい方はカードの図像を細かく教えてくれる本を読んだり講座に通われるのは大変オススメです。
どのキーワードを取ればいいかわからない
上記のさまざまなキーワードから今回の占いで何を採用するかというのは、本当に難しい問題ですよね。
解釈に迷ったら、具体的なキーワードはひとまず置いておいて、そのカードの持つ根本的なメッセージに目を向けてみるといいかもしれません。
そして大きく広く、カードから示唆を受け取るような目線で言葉を選んでみるのです。
例えば 女教皇。
女教皇のキーワード例として、うちのブログでは「受動的・静けさ・直感・潜在意識・隠されたもの・第六感・洞察力・判断力・冷静さ」を挙げています。
キーワードがピンと来ないようでしたら、女教皇のような姿勢の生き方、仕事の仕方、恋愛の仕方など、タロットカードが暗示していると考えていいと思います。
女教皇のような姿勢とは?
受動的で、静かに受け止める。行動的ではなく、自分の直感や内なる感性を働かせて冷静に状況を見極めているような。
細かい具体的な事象というより、出来事への向き合い方、姿勢というように解釈するととてもわかりやすいと思います。
キーワードをつなげられない
複数のカード(スプレッド)を引いた場合、カードの意味をつなげるのがとても難しく感じるかと思います。
ストーリーを作る練習をしてみてください。過去現在未来の三枚引きだとしたら、一枚一枚は大雑把でいいので三枚全体を見て、起承転結のようにイメージをしてみる。間違いなんてないので、思い切って作家になったように物語を作ってみましょう。
これは、本当に慣れなんです。なので、練習すればするほど確実に上手くなります。始め上手くいかなくても諦めずに取り組んでみてください!
タロット占いを独学で勉強している時に持ちそうな疑問を挙げてみました。出てない疑問を思いついたらまた記事にしたいと思います。
もし他の疑問がありましたら、ぜひお問い合わせフォームからリクエストしてくださいね☆