こんにちは。高橋式決断タロットの高橋です。
タロット占いと言えば、「私の結婚相手はどんな人?」とか「彼は私のことをどう思っているの?」みたいな、気になるけれどふつう知りえないことを占って楽しむもの、というイメージではないでしょうか。
実はタロットはまた別の使い方があります。タロットって、はっきり言ってカードを引いた人の生き方が変わっちゃうくらいの強烈なインパクトを与えてくれるものなんです。
今回は、タロット占いの使い方について少しお話ししたいと思います。
一般的に、タロット占いはエンタメ
タロット占いはさっき例を挙げた通り、一般的に未来や人の気持ちを当てるツールとして使われていますから、エンタメに近いんです。
エンタメとは、気分転換や遊びのこと。
結果を聞いて「え~ほんとに!うれしい!」とかキャイキャイ言ったり、期待した結果じゃなかったらちょっと憂鬱な気持ちになったりして、でもしばらくしたら何を言われたかすっかり忘れるという、一時の楽しみがメイン。
私のタロットエンタメ遍歴
私もタロットエンタメをすっごく楽しんだ口です。
特に20代、主に恋愛がうまくいかなかった時、占い師さんに連日占ってもらってました。当時はネットが一般にもかなり浸透して、パソコンでのチャット占いが出始めたころ。
恋愛の悩みってとめどないじゃないですか。一日中そのことばかり考えてしまうし、問題が解決されない限り不安が続く。本当は友達にでも気が済むまでその話をし続けたいけれど、そんなの迷惑過ぎてできない。そんな時、思いっきり自分の話ばかりができて気軽にアクセスできるチャット占いに、依存しちゃったんですね。
今考えると、なんであんなにバカスカ時間もお金も使ったのか。
過去の自分を殴ってやりたい気持ちにもなりますが、この経験があったからこそタロットを自分で本格的に引けるようになろうと決めたんです。
話を聞いてもらっている時間は気持ちが楽になるけど、占いを何回やっても状況はあまりよくならないというジレンマ。これを繰り返していて私の未来は明るくなるの?と。
そうすると、タロットカードでどういうことがわかるから、この占い結果になるの?という疑問が湧いてきます。しかも同じようなカードが出ていても人によって言うこと違うし。どういうことなのか理解してやろうと本格的に勉強を開始したきっかけです。
タロットには人生の全てが含まれている
勉強してみた結果、タロットには人生の全てが含まれている、そんなスケールの大きなものでした。今の自分の悩みに対する新たな視点、考え方をくれるもの。ただの占い道具にしておくのはもったいないです。
何度タロットのおかげで頑なだった考え方を柔軟にすることができたか、もう数え切れません。
私はエンタメ的なタロットではなくて、良く生きる手助けになるタロットを広めたいと思っています。
癒し系のフワフワした耳障りのよい言葉で包んで、ファンの人以外は「ちょっと何言ってるかわからないんですけど」みたいなのも嫌だし、スピリチュアルっぽく不安に付け込んで非現実的な夢見させるのはもっと嫌なんですね。
タロットカードには人生への示唆がある。だから、タロット占いは迷ったときの道しるべになる。
それが30年以上(もうすぐ多分33年くらい)タロットに触れてきた私の今の想いです。