こんにちは。高橋式決断タロットの高橋です。
今回から3回に分けて、タロットカードの選び方をお伝えします。全3回を見ていただくと、タロットカードの知識ゼロの状態から、タロットカードとはどんなものかがわかり、最終的には自分に合ったタロットカードを選べるようになります。
第1回の今回は、タロットカードは何枚で、どんな構成になっているかについてお話しします。タロットカードの知識ゼロの方でもわかるようにかみ砕いてわかりやすく説明しますね。
動画もありますので、テキストと動画、お好きな方でご覧ください☆
タロットカードの構成
タロットカードは全部で78枚になります。
22枚が大アルカナ、56枚が小アルカナに分かれます
大アルカナと小アルカナ 意味の違い
大アルカナ
人間が経験することの普遍的な面を表しています。
人が成長の過程で経験する大きな出来事や考え方がガラッと変わること、後々振り返ってみると「あの時期にあんなことあったよな~」「あれで自分自身がだいぶ変わったよな」と思い出せるような、インパクトの強い物事を想像するといいと思います。
小アルカナ
日々の生活の一場面を表しています。
大アルカナが人生単位の大きな出来事とすると、小アルカナは日々の生活に起こったちょっとしたことをイメージしてください。仕事の同僚に嫌味を言われてちょっとグサッときたとか、そんな感じです。
2つの違いはこう考えよう
大アルカナと小アルカナは、カードの役割が違うという感じですね。
タロット占いで大アルカナが出たときは「お!何か特別なことが起こっているな」と意識するといいでしょう。この出来事が自分の人生の変化にかかわってくる可能性があるということ。
小アルカナが出たときは「毎日の生活でちょっとした変化があったかな」と振り返ってみましょう。よくよく考えないと思い出せないくらい小さな出来事かもしれませんが、タロットカードは何かのメッセージを送っています。
大アルカナと小アルカナ 絵柄の違い
大アルカナと小アルカナ、絵の雰囲気がちょっと違いますよね。
小アルカナはさらに細かく分類される
小アルカナをよくご覧ください。
数字が振ってあって、種類がいくつかに分かれています。(小さくて少し見にくいかな?ローマ数字ですし)
実は小アルカナは、トランプによく似たつくりになっているんです。
タロットカードは元々ゲーム用で作られたものなので、トランプのもとになったという説もあります。
似てる部分:マーク
トランプで分類される「スペード・クラブ・ダイヤ・ハート」の4種類のマーク。
スートと呼ばれるものですが、これがタロットカードの小アルカナだと
「ワンド・カップ・ソード・ペンタクル」に分かれます。
似てる部分:数札
トランプ、タロットともに1~10までの数札があります。
似てる部分:人物札
トランプの人物札は「J(ジャック)・Q(クイーン)・K(キング)」ですが、
タロットでは「ペイジ・ナイト・クイーン・キング」になります。
こうしてみると、小アルカナはトランプにとても良く似た作りになっていますよね。
ちなみに大アルカナ22枚だけでも占いは十分可能ですので、まずは大アルカナだけでタロット占いを始めてしまうというのもおすすめです。
次回はさらに、メジャーな二大タロットカード、ウェイト版タロットとマルセイユ版タロットの違いのご説明と、はじめて買うタロットカードの選び方についてお話しします。