こんにちは。高橋式決断タロットの高橋です。
「めちゃめちゃ当たる」ともいわれることの多いタロット占い。
前回から引き続き、
- タロット占いが他の占いと違うところ
- タロット占いの特徴
なんかを振り返り、タロット占いの強みを最大限に生かして、もっとタロット占いを使えるものにしていこうという企画です。
当たるかも?!だけじゃなくて「タロットやってよかった!幸せになった!」と思える占いにするためのコツをお話しします。
タロットカードと潜在意識のつながり
前回の記事の復習からしていきましょう。
タロット占いが当たる!と言われる一番の理由は、過去に起こった出来事を指摘されたり、「自分でも特に自覚していなかったけど、そう言われれば私そう思ってたわ~」という自分の心の奥を言い当てられることが多いからです。
タロット占いがそういうのを得意としているのは、占いで使うタロットカードと潜在意識のつながりがあります。
(潜在意識については前回の記事をご覧ください)
潜在意識という、質問者が自分でも普段は自覚できていない心の奥底をタロットカードが言い当てる。とてもオカルティックな話ではありますが、本当によく当たるので信じざるを得ません。
では、タロットカードはどのように潜在意識とつながっているのでしょうか?
タロット占いは卜占
卜占とは
数ある占いの中でも、タロット占いは卜占(ぼくせん)という種類に属します。
卜占は、タロット以外にも易(駅前に座っている棒を持った占い師さんを想像してください)やおみくじ、タロット以外のカード占いも当てはまります。
これらは、その瞬間に偶然引いたものに意味があると考えるのです。
偶然に引いたもの=潜在意識からのメッセージと考えていいんじゃないでしょうか。
ちなみに卜占以外は、その人が元々持っているものを基にする占いが多いです。
星占いを代表とする命術(めいじゅつ)は出生の年月日や場所を元にしますし、手相などの相術(そうじゅつ)は形を観る占いです。
卜占の中毒性
星占いなど始めから何に自分が属するか決まっている占いとは違い、タロット占いをはじめとする卜占は、何度でも占いなおすことが可能です。
そうですよね、ただカードをもう一度引けばいいんですから。
そこに卜占の中毒性があります。
気に入らない結果が出ると何度も何度もやり直してしまう。やり直しを繰り返すうちに、結局どういう結果なのかがわからなくなってしまうんです。
何度も引き直すことで占いとしての信頼性も下がってしまいます。
いかに意味を見出すかがカギ
卜占では、一回の占いでいかにしっかりと意味を見出せるかがカギになると私は思います。
タロット占いで言えば、出たカードがなんか気に食わなくても、意味がいまいちよくわからなくても、しっかり向き合って解釈するということ。
タロットカードからのメッセージは一回の占いで凝縮されています。その占いで完結しているので、何回も占い直す必要はないんです。
今展開されているカードからどれだけのメッセージを読み解いて心で感じることができるか。自分の狭まった視野を広げることができるか。
それがタロット占いを有効活用できるかできないかの差だと感じます。
タロット占いをするときは、一回引いたら雑巾を絞り込むようにカードのメッセージを一つ残らず(の勢いで)読み解くことをお勧めします。そうするうちに自分の気持ちが整理され、思考が整い、行動が変わってくるからです。
タロット占いをより当たる、使えるものにしたいなら、一回の占いに集中してじっくり読むことを心がけてみてください!