教皇のキーワード
教育、ルール、忠誠心、集団、現状維持、適応、形式的、保守的、常識的、穏やか
組織に属する安心感
集団の中にいるというのは、
どうしてこんなに面倒くさいんだろう。
人付き合いやしがらみがつきまとって
自由にのびのびできない。
そんな気持ちになることはありませんか?
でも、組織に属するというのは
悪いことばかりではありません。
教皇のカードは、集団の一員であることの
メリット・デメリットを教えてくれます。
組織の一員であるという安心感は
一人で孤軍奮闘している時には
絶対に持つことができないものです。
忠誠心を持ち、一つの行動に打ち込むのは
時として人生を賭けてもいいくらい楽しい。
先生から学び、自己を成長させていく。
その場に適応し、ルールを守り穏やかに過ごしていれば
これほど安心・安全な場所はないでしょう。
しかし、この現状維持にいったん疑問を持ってしまったら、
状況は一転します。
この組織の常識って当たり前なのか?
建前ばかりで核心が見えない。
何のためのルールなの?
自由になりたい。
今は慣習に従うべき時なのか、
それとも自分自身を信じる時なのか。
教皇はあなたに語りかけています。
高橋のひとこと
教皇のカードには「教育」というキーワードがあります。
このカードが現れた場合、専門家から学びヒントを得るのもいいかも?というのがまず頭に浮かびます。
しかし、私が教皇のカードを見て一番に思い出すのは、高校一年の頃の話。
高校生活自体はイメージと違っていてあまり楽しくなくて、学校代えてもいいかな?と真剣に思ったことがありました。
当時お世話になっていた社会科の先生に相談した時に、「辞めたら一人になる。組織に属さないと、きっと心が不安定になってしまうよ」と諭されたんですね。
なんかよくわからないけれど本能的にすごく納得し、転校願望はなくなりました。
その代わり高校以外で輝ける場所をみつけ、楽しい高校生時代を過ごせました。いいお話を聞けて良かったなあと今でも思っています。
反対に今は、組織に属さずに仕事をしています。
仕事に関わらず、個人と組織、両方のいいところと悪いところを知りながら、自分の現在のステージにあった生き方を選択したい。そう思います。
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