私の占いポリシーと、タロット遍歴について(前編)

「高橋りかの願望実現タロット」では、3枚のタロットカードからアドバイスを引き出し、お悩み解決や願いを叶えるサポートをしています。

なんでたった3枚なの?
なんでメールなの?
なんで未来がどうなるかをちゃんと観てくれないの?

などなど、普通のタロット占いと違うことが多いので、戸惑うこともあるかもしれません。

私なりのポリシーでこのようなスタイルを取っているのですが、どういう過程を経てこうなったのかを、お話ししたいなと思います。

占いがディープにお好きな方も、ちょっと興味があって無料占いをたまにやっているという方も、きっとご参考になることがあると思いますので、読んでもらえましたらうれしいです☆

少~し長くなりますので、前半後半に分けます。
お時間のあります時にどうぞ(^^♪

目次

私の占い遍歴

プロになるまではこんな感じです

私とタロットの出会いは、9歳頃本屋さんでみつけたアレキサンドリア木星王先生(日本のタロット第一人者)のタロット付きの入門書だったと思います。

おまじないとか大好きだったし、神秘的な雰囲気に惹かれてその本を買ったんだと思います。昔過ぎて記憶が曖昧なんですが…(^^;

ガンガンやり始めたのは、高校生の時。
学校に持ち込んで、友達を占ってました。自習になった時とか、はしゃぎながらいろんなテーマでタロットを引いていたのを覚えています。

折に触れて周りの人たちや自分自身を占っていましたが、ある時ちゃんと勉強したいな~と思って、それまでお世話になっていた信頼できるタロット占い師さんの個人教授を受けることにしました。

カードの解釈だけでなく、その背景やプロになるためのスキルなども一緒に学んだので、私の占い師としての基礎になっています。
同時期に西洋占星術やカバラ数秘術も勉強し始めました。タロットと深く繋がっているので、同時に知りたくなったんですね。

その後本業の傍らネット占い師としてデビューし、チャットや電話、メールでの鑑定をしていました。
また、月一回ほどbarを開いていたので、そこに来るお客さんに対面鑑定をすることもよくありました。

占ってもらうのが大好き!だった

9歳でタロット占いと出会ってから、占いが大好きになりました。

ありとあらゆる占術、とにかくたくさんの占いの経験があります(笑)。
無料占いでは飽き足らず、評判の占い師さんをみつければ駆けつけ、有名どころはかなり抑えています。

今でもインパクトがあるなーと思うのは、2年待ちの霊感占いと、ハワイのカリスマ占い師さん(通訳付き)。
ちなみにこのお二人、未来をズバリ教えてくださいましたが、全くその通りにはなっていません…( ;∀;)

占い師の方は皆さん自分が占い好きでプロになったという方たちだと思うのですが、私も本当に占い好きで、特に波長の合うタロットを長年の相棒にしています。

ちなみに、私が以前よく使っていたスプレッドは、ケルト十字法という10枚引きやヘキサグラム(6枚)、二者択一法(6枚)、一年間のスプレッド(13枚)です。

パッと見て解釈し、次をすぐ引いてまた解釈する…
千本ノックのようなやり方で練習を積み重ねました。
対面占いや電話占いだと、瞬発的にカードをつなげて解釈し言葉にする必要があるからです。

高橋りかのタロット占いのポリシー(やらないこと)

これまで占い師としてやってきた経験の中で、自分には向いていないなと思っていることがあります。

チャチャっとカードを引かない

対面占いや電話占いを経て、「カードを引いたその場ですぐお客様にメッセージを伝えるより、じっくり考えてから回答をお伝えする方が自分には向いている」ということに気付きました。

対面などの占いは、お客様の状況などをじっくりお伺いするというよりも、お悩みの概要を聞いてその後どうなっていくかの結果をざっくりお伝えする、という流れになることが多いです。

私は引いたカードのメッセージを、そのお客様の状況に一番ピッタリ合うように翻訳しお伝えしたいと思っています。
そのためには、事前の状況のヒアリングもカードをリーディングする時間もちゃんと確保した方が精度が上がります。

私のやり方だと、その後どうなるかをパッと占ってもらいたい方よりも、悩みや願いに対して真剣に向き合って、じっくりと確実に前進していきたい方に向いています。

たくさんのカードを並べない

世の中にはいろんなタイプのタロット占い師さんがいます。

一気にカードを机いっぱいに並べる方。
お客様のご質問の度に、一枚カードを引く方。
多種類のカードをミックスしてリーディングする方。

私は、一枚のカードの意味を深く考えるタイプのリーディングをします。
一枚のカードは、本当に多くの情報やメッセージを与えてくれています。
その意味を余すところなく正確に理解し、お客様の心にヒットするように翻訳しお伝えする。

そして、
願望実現までのストーリーを組み立てて、ウキウキと読んでいただけるアドバイスメールを送るのが私の鑑定です。
そのためのアドバイスカードの枚数は、多すぎても少なすぎてもよくなくて、経験的に3枚程度がちょうどいいです。

未来を当てようとしない

未来は、占い結果が指し示しているのではないです。
占い結果を聞いたご自分の心が、作っているんです。

なので、嫌な結果を聞いてがっかりしたり、一喜一憂するのはよくありません。
大体、占い結果の未来って、当たらないことが多いんですよ。

なので、私は未来を占う意味をあまり感じていません。
その分、なりたい未来をイメージしたり、今後の動きを考えたりするワークをしたほうが願いが叶う確率は高いと思います。

(未来が当たらない話については、こちらの「占いで願いは叶う」もご覧くださいね)

相手の気持ちを掘り下げない

恋愛でお悩みの方は、相手の気持ちが一番知りたいのではないでしょうか。
私もそうでしたので、よくわかります…。

でも、相手の気持ちは未来と同様に、占わない方がいいと思います。
人の気持ちって一瞬で変わるし、どう思っているかというのは憶測にすぎません。
占い結果に心が揺れない強いハートをお持ちの方はいいのですが、繊細な心をお持ちの方の場合は止めておいた方が無難です。

逆に不安になってしまうことも、よくありますので。

(相手の気持ちについては、こちらの「恋を叶えるために「相手の気持ち」が知りたい人へ」もご覧くださいね)

———————–

後編に続きます☆

高橋りか
タロットリーダー
タロットの魅力に取りつかれ30年以上/プロになって13年目。

2017~2019年、東京・下北沢で「本と雑貨とタロットのお店 Tbooks下北沢」を運営。
占いの専門書やカードの販売、個人セッションを行っていました。

現在は「高橋式決断タロット」を提唱し、オンラインでの個人セッション等で活動中。

YouTubeでは、初心者の方向けに「Oからわかるタロット講座」を配信しています。
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