好きな人との片思いを叶えたいとき。
占いに来るお客様は、とにかく相手の気持ちが知りた~い!!という方がとても多いです。
でも、占い師としての経験から言わせていただくと、「相手の気持ち」を占うことは意味がないし、実現から遠のくと感じてるんですよ!
その理由はなぜでしょうか。
特に思うのは、以下の点です。
- 正解がわからない
- 当たらない
- すぐ変化する
- 中毒性がある
- 主導権を握れない
一つずつ、解説しますね。
正解がわからない
占いで願いは叶うでも書かせてもらいましたが、相手の気持ちって占っても占っても正解がわかりません。
というのも人の気持ちは多面的だし、グレーな部分がたくさんあります。
恋を真剣に叶えたい人に向けて、カードを一枚切って「うん、彼は好感持ってますよ」という答えでは、意味がないと思うのです。
逆に悪いことを言われたとしても、それはどの瞬間のことでしょうか?
実現に向けて行動するうえで、正解のわからない彼の気持ちに一喜一憂することは意味がないことだと言えます。
当たらない
これも占いで願いは叶うで書きましたが、未来に関してはどんな占いでも、かなりの確率で当たりません。
半分くらいの確率で当たらない占いに精神的に振り回されることを考えると、真剣に悩んでいる人は、はなから占わない方がいいと思います。
私は占い師ですし、自分が「当たる」と評判の占い師さんたちに見てもらっての結論です。
すぐ変化する
自分の経験に当てはめて考えるとわかりやすいと思うのですが、あんまりいいイメージがなかった人でも、ふとした思いがけない行動やちょっとした言葉や気遣いで、一瞬ですごく好印象になったりしますよね。
一瞬で変化するようなことにとらわれて、「自分がどう思われているかどうか」ということにばかり気にすることは、実現を遠ざけてしまうと言えるでしょう。
中毒性がある
相手の気持ちを占ってあまりいい結果でない場合は、いい答えが出るまで続けて占いたい心境になってしまいます。
そして、いざいい答えが出たとしても、その前にあまりよくない占い結果が出ているので、その答えをすぐに信用することができず、また別の占い師さんに見てもらうことになったりします。
そしてその占い師さんの答えを聞いてもまだ納得することができず・・・の繰り返しになりがちです。
そういった状態のことを「占いジプシー」というのですが、相手の気持ちを中心に占うことは、心理的に依存してしまう、中毒的な状況に陥ってしまうことがとても多いです。
主導権を握れない
片思いの時一番大事にしてほしいのが、自分の好きという気持ちです。
相手を好きになり始めたのも自分。恋をしているのも自分。恋を進めるのも自分。
そして、恋の終わりを決めるのも自分です。
つまり、この恋の主導権は常にあなたが握っているのです。
恋の主導権を握っている限り、ポジティブに物事を進めることができます。
彼に好きな気持ちを伝えよう、彼に喜んでもらおうといった前向きな気持ちがとても重要です。
そういった明るい気持ちを持って彼に接することが、実現に近づけるカギと言えます。
ですが、相手の気持ちを気にし過ぎると、無邪気で純粋な「好き」という気持ちが見えなくなってきてしまいます。どう見られているかばかり気にして、自分らしくいられなくなることもよくあります。
彼はこう思うだろうからこうしよう・・・ということが自分らしさをどんどん消してしまい、結局うまくいかなくなる、ということもあるでしょう。
自分の気持ちに正直に、わがままになる。これが、幸せな恋愛をするポイントです。
恋を叶えたいなら。
相手の気持ちが気になるのはとてもよくわかりますが、実現するためには気にし過ぎないことが大事です。
いい意味でKYになって、相手の気持ちよりも「自分の気持ち」を大切にする人が、恋を叶えられる人です。
自分の「好き」を大事にして、恋を実らせましょう☆
今日のタロットメッセージ
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彼の気持ちが気になってしまう方へのタロットカード
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<隠者>
あの人の気持ちを想像する時
私はどんどん自分の内に入っていく
明かりを照らして
ゆっくりと彼の心を探っていく
私の内はしんとしていて
奥に入っていけば行くほど、とても孤独
でも、あの人の考えていることはこの中にはないみたい
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