【職場の嫌いな人】対応のヒント・とっておき3選

仕事関係でのご依頼で多いのは、職場の人間関係についてです。

嫌いな人や苦手な人とうまくやって、もっともっとスキルを伸ばしていきたい。発展した仕事がしたい、など。
頑張り屋さんに多いご相談だと思います(^^)

目次

体調を崩すような苦しみに発展することも

誰しも苦手な人はいますが、それが職場だとメンタル的にかなりキツいですよね。

プライベートの交友関係は自分と感性の似た人をチョイスして付き合っていけばいいけれど、職場ではもちろん選べない。

避けることができない上に、頻繁に顔を突き合わせなければならないことが多い。
一度苦手意識を持つとその方向に意識が向いてしまい、輪をかけて苦手になってしまうこともよくあります。

日々のマイナス感情が溜まっていって、精神的にどんどんきつくなり体調面にも不調が出てきて、やがてそれが発端となって会社に行きたくなくなってしまう。
そのうち、会社を辞めたくなってしまう…という、負のスパイラルがが生じることもあるので(>_<)、嫌だという気持ちを我慢したまま押し込める、というのは要注意な行為だと思います。

苦手な人が職場にいる時の、とっておき対処法3選

今は相談を受ける側の私も、以前は苦手な人が多かったです。
その人の醸し出す空気感というか、そういうところから自分と波長の合わない人をみつけては苦手な部分に意識を向けてしまい、どんどん苦手になっていきました(^^;

苦手意識を何とか無くそうといろんな対処法を探しましたが、私にとってはあまり有益な方法がみつからなかったです。

例えば、

  • 嫌いな人のいいところをみつけよう
  • 相手を理解し、感謝しよう
  • 嫌いなのはあなたのこだわっている部分。何が嫌いかじっくり書き出してみよう

みたいな意見をよくみかけましたが、すごーく苦手な人の苦手な部分とじっくり向き合うのは、私には無理でした。
まず、苦手なのに感謝するのがムリ。だって、自分の感覚と相容れないからこそ苦手なんですもん。

そんな中、自分なりの対応策をみつけられたのがラッキーでした。
今でも、感覚的にあまり得意でないな…と感じる人はいますが、以前と比べたら大分楽になっています。
ちょっとした考え方のコツですので、難しいことではありません。

観察目線(あーこういう人なんだ。)

先ほども書いたのですが、苦手な人の感覚ってどうしても理解できないから、ついマイナスの感情がエキサイトしがちです。
理屈より前に、いやーな感情がグワっと湧き上がってきたりします。
そしてその感情が更にマイナスの感情を引き起こし、収拾がつかないくらいダメージを受けてしまうのです。

そうなる前に、初めの段階でフッと冷静になりましょう。
別の表現をすると、意識的に「引く」イメージと言いましょうか。
それが相手との適切な心の距離を取ることになるんです。

そして(気持ち的に)一歩後ろに下がってから、「あーこういう人なんだよね」と、一種の観察目線。
<自分とは違うこういう生き物もいるんだな~、まあ私の人生には関係ないしな~(笑)>くらいの気持ちがいいですね。
それに対して自分はこう感じる、こう思うというのは、現場では触らずに置いておいて、余裕があればプライベートの元気な時にやりましょう。

苦手な人に対峙している時は、とにかく感情は挟まないよう意識して、一歩引く。
これ、楽になる大きなポイントですよ!

見えないバリアを張る

この方法は、苦手な人に会うに必ず行っています。
簡単だけど効果抜群な気がする。

要は、見えないバリアが自分の周りを覆っているイメージをするのです。
私の場合はキラキラした白い、全身の周り10cmくらいを覆うバリアです。
とても強く、私と周りを分断しているイメージ。外から何かが入ろうとしても、跳ね返します。

他人の言葉に影響を受けやすかったり、それによって傷ついてしまう人は自分と他人の境界線が曖昧になっているといわれています。
自分は自分、他人は他人、の意識が弱いのです。
なので相手の言葉をダイレクトに受けてしまい、負のダメージを受けてしまう。
そこで、意識的に自分を守るバリアを作ってみよう、ということなのです。

出勤途中に歩きながら、ぜひやってみてください。
これをやるようになってから、私は嫌な目に合うことが格段に少なくなりました。

意識をなるだけ向けない

飲み会などで、職場の苦手な人の話に花が咲くこともありますよね。
確かに、その苦手な部分について理解してくれる人に愚痴を聞いてもらったり、共感しあうととても楽になります。私も経験あります(笑)。

ただ注意しなければならないのは、口に出せば出すほど、嫌いなところは嫌になるということ。
頭で考えていたことを口に出すことで更に再認識をして、脳が確信してしまうんですね、
関係を良くしたい…と思う相手のネガティブな側面の話は、メンタルトレーニング的には止めておくのがオススメです。

苦手と考えて意識していることは、実はものすごいエネルギーをその苦手な部分に向けているということなんです。
逆に意識を向けないようにしていくと、あなたの世界から徐々にその「苦手」がいなくなっていくはずです。

そのためには、苦手な行動を取られても【マイナスの感情】が動き出す前に【一歩引いて、観察目線】になりましょう。
そして、しっかり【見えないバリア】も張っておきましょう。
きっと苦手な人が、昨日より苦手じゃなくなっているはずです!

あなたの職場での時間が、もっと過ごしやすいものになりますように☆

高橋りか
タロットリーダー
タロットの魅力に取りつかれ30年以上/プロになって13年目。

2017~2019年、東京・下北沢で「本と雑貨とタロットのお店 Tbooks下北沢」を運営。
占いの専門書やカードの販売、個人セッションを行っていました。

現在は「高橋式決断タロット」を提唱し、オンラインでの個人セッション等で活動中。

YouTubeでは、初心者の方向けに「Oからわかるタロット講座」を配信しています。
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