恋より強靭で永遠の、【最強の愛の形】を考える


日本人の「恋愛力」が落ちていると言われている昨今。

恋愛しなくても、楽しく生きていける。
恋愛しなくても、全く不満がない。
むしろ恋愛しない方が、面倒くさくなくていい。

そんな意見も耳にします。

確かに日本人は、諸外国の人に比べて恋愛に向いていないと言えるかもしれません。

学生時代までは男女が一緒にいる・行動するというだけで変な雰囲気や圧力を周りから感じていたのに、適齢期になったら「はい、相手みつけて結婚してくださいね」って放り出される感じ。

えっっっ、そんな教育受けてないし…( ゚Д゚)
恋愛の本能が元々備わっている人じゃないとうまくいかないよ!!!
それが本音の方も多いのではないでしょうか。

男女間の恋はともかくとしても、生きていく上で愛情ってものすごく大事ですよね。
今回のコラムでは、「最強の愛の形」について考えてみたいと思います。

愛するってどんな気持ち?

そもそも、愛するってどんな気持ちなんでしょうね。

恋愛では、相手の気持ちが気になって気になって、相手の自分に対する好意を感じると恋に落ちたりするものです。
でも、本来愛情ってそういうものなんでしょうか。

相手の気持ちを無視して自分の愛情を押し付けるのはもちろん全然ダメです。(ストーカーみたいな)
そうではなくて、相手が自分のことを想ってくれているとかは二の次で、溢れ出る気持ち。
そういうのが愛だと思います。

生きてくれているだけでうれしい。
存在がうれしい。

無償の愛とでもいうのでしょうか。感覚的には母性本能に近いのかな。
見返りを求めない気持ちです。

一方で、恋は諸行無常です。いつ終わってもおかしくない。逆に、いつかは終わりが来るから尊い。
愛は、自分の心ひとつで永遠に続けられる。(自分が終わりにしたいと思った時に終わりが来る)

なんとなく、そんなイメージがあります。

身近で感じる最強の愛の形

ペットへの愛

私が自分自身で、エゴとか自己顕示欲とか、愛されたいとかそういうのをとっぱらって大好き!と感じるのは、飼っている猫です。

始めはただ単に可愛いから飼い始めて。
でもずーっと、猫が家にいる、その姿を見るだけで幸せなこの気持ちってなに?と感じていました。
「猫を愛する・可愛がること」が、私にとってとても大事な愛情活動だったんですね。

今は空前のペットブームだと思うのですが、愛情の対象としている方が多いと思います。
単にペットとしての存在から一歩進み、家族というより「愛のかたまり」として飼っている方が多いのではないでしょうか。

そういえばずっと昔、森三中の大島さんが結婚されてしばらくしたあたりの頃、お互いをペットのように愛していると言っているのをどこかで見かけました。
そういう愛って消えにくいと思います。うらやましいな、と感じたのを覚えています。

ファン心理

うちの父は、マー君のことを熱烈に応援しています。
野球は元々割と好きでしたが、マー君の試合チェック等に対する余念のなさにはいつもびっくりしています(笑)。
マー君も70代の男の人にここまで熱く応援されて、きっとうれしいだろうなあと。

このファン心理はアイドルファンとかとちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、同性異性問わず強い愛情って生まれますよね。
意外と同性同士の方が苦労や気持ちが想像つきやすい分、愛や尊敬の気持ちが深くなったりします。

そういえば私も、先日引退した浅田真央さんを激しく応援していました(*^^*)
見返りなんて求めないけど(良い成績とか)、とにかく満足のいくように、笑顔で現役生活を全うできるようにと願っていた人は多かったですよね。
真央ちゃんを応援する気持ち、素晴らしい子だなあと思う気持ちも、愛だと、私は思います。

性別も年齢も関係ない

今回のコラムのテーマ「最強の愛の形」を思いついたのは、最近読んだ聖の青春という本がきっかけです。

あなたは「聖の青春」という2016年に公開された映画をご存知ですか?
29歳で亡くなった将棋の棋士の半生を描いたストーリーで、松山ケンイチさんが主演されました。
この映画の松山さん演じる主人公村山聖がとても魅力的で惹きつけられて、原作本を読んでみたんですが、やはりとても面白く、とても感動する作品でした。

原作本では映画より更に何倍も主役の魅力が溢れていたのですが、一番心に残ったのが「師弟愛」。
師匠の、主人公の聖に対する愛情が、本当に素敵で、深くて。
師匠は誰に対しても愛情深く優しい人なのだと思いますが、聖とは何とも言えないほど強い結びつきが感じられます。しかも、会って一目見た時から。
まさに運命の出会いです。

運命の出会いって異性とか同性とか関係ないな。
この二人の結びつきや愛情に比べたら、お手軽な恋愛ってちっぽけだな。
本当に最近離婚が増えているけれど、この師匠のように相手が同性の弟子でも、亡くなって20年近く経っていても強い結びつきがある人たちもいるんだよな…。

等、いろいろと考えさせられてしまいました。
お手に取っていただいて間違いのない、素晴らしい作品です。
ぜひ一度読んでみていただきたいです。

聖の青春 大崎 善生 (著)

こう考えてみると、愛は自分主導・自分発信のポジティブな信念・願いのようなものではないでしょうか。
年齢も性別も対象さえも問わず、自分が与えるもの。
与えることで自分自身がどんどん豊かに、愛に満ちた存在になれるのかなあと感じました。

なんだか哲学的になってしまいましたが、諸行無常の恋愛に振り回されるのではなく、もっと本質的な愛を日常に増やしていけたら素敵だな、と思います☆

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