悩みと苦しみが軽くなる【3つのステップ】とは

長かったGWももうすぐ終わりですね。
皆さん、楽しく過ごされていますか?

中にはお休みの間も沈んだ気持ちで過ごしてしまうくらいの、大きな悩みを抱えた方もいらっしゃるかもしれません。
連休明けが来るのが恐ろしかったり…(>_<)

どうして悩みって、一つ解消されてもまた新しいものが出てくるのでしょうか。
今日のコラムでは悩みが生まれる原因と、悩みが軽くなるステップをお伝えしたいと思います。

目次

人が苦しむのは、ネガティブになるから

人によっては全然悩まない、うらやましくなるほど楽天的な人もいますよね。

そうなんです。
悩みが生まれるか生まれないかは、起こった出来事をポジティブな側面から見られるか見られないかで決まっています。

よく言うのは、コップに半分入っている水の例えばなし。
コップに水が半分入っているのを想像してみてください。
あなたはそれを「まだ半分残っている」と思いますか?それとも「もう半分しかない」と思いますか?という、アレです。

物の見方は表裏一体です。
コップに水が半分あるという事実は一つなので、どう考えるかは本人次第。
どういう意味を持たせるかは自分が決められる。むしろ、自分が決めていいんです。

たとえ話を日常に広げてみましょう。
友達との約束に5分遅れそうになっている。
そういう時あなたは、どう感じますか?

遅れて申し訳ないなあ…( ゚Д゚)
まあ5分くらいいいでしょ(^-^; 等々、どう感じるかはその人の価値観によって違いますよね。

その価値観は、あなたのこれまでの人生に基づいて作られています。
今まで経験したあらゆる全てのことから、自分の価値観は出来上がっているんですね。

ネガティブの原因

価値観は経験から生まれています。
ということは、あなたの価値観はあなたの記憶と言えます。

小さな子供に価値観はあんまりありませんよね。
育っていく過程でいろんなことを経験し、価値観を積み上げていきます。

子供は何かに挑戦し達成して自信を持ちます。
逆に失敗して自信を失うこともあります。
その場合、次からは失敗しないように注意したり避けたりすることで、徐々に社会性を身に着けていきます。

そうした記憶は生きる上での危機回避能力としてとても大切なものではありますが、反対に言うと失敗を経験したことで気づかないうちに心の奥に恐れを生んでいます。
そのため、似たようなシチュエーションや心理状態になった時に、心が危険!気を付けろ!というシグナルを発信するのです。
次も失敗しないように、警告を送ってくれているんですね。

理由はよくわからないけれどネガティブに考えてしまう時は、そのようなメカニズムが起こっていると考えられます。

危機回避をしようと心が頑張ってくれていると思うと、ネガティブもそんなに責められることばかりではないなあと感じます。
でも、悩みから抜け出したかったり物の見方を変えたかったら、自分で考え方を選ぶことができるんですよ!

「もうちょっとポジティブに考えたいなあ」と思ったら、ぜひ以下のステップをつぶやいてみてください。

苦しみから抜け出ための3つのステップ

ステップ1:「そうなんだね」

どんなにふさぎこんでしまっても、ネガティブが深くても、その想いは全く否定されるようなものではありません。
まずは自分の考え方を認めましょう。

「うわ~。こんな風に考えるなんて嫌だなあ」という気持ちは置いておいて、想いを全部書き出したり、つぶやいたりしてみてください。
そして「こういう風に感じているんだ」と、観察者の目線を持ちながらその言葉を聞いてみましょう。

ステップ2:「ほんとにそうなのかな?」

自分自身の気持ちや悩みを振り返ったら、今度はその苦しみを疑ってみます。

本当にそういう風に考えるのがいいのかな?
反対から見るとどうなんだろう?
誰々さんがこの状況だったらどういう風に感じるのかな?

等、今の状況に対して別の意味を持たせることができないか、いくつかの可能性を探ってみます。

その際、あなたの記憶からくる感情や自動的に起こる予想が、心を乱してくるかもしれません。
でも今の考え方を無くしたり変えるわけではないんです。
あくまで「考え方のパターン」を探っている段階ですので、客観的になって、色々な考え方に気づくことが大事です。

ステップ3:「どっちもアリかもしれないな」

その状況に対するいろんな意味付けを考えてみました。
自分では絶対に思わないようなものもたくさんでてきているかもしれません。

全く違う考え方について、どう思ったでしょうか。
いや、これはありえないでしょ、と思ったでしょうか?

ぜひ、「どっちもアリかもしれないな」と可能性を認めてください。
感情が揺さぶられて難しいかもしれないけれど、「こういう考え方をしたいな」と選択してみてください。

悩んでしまう思考パターンを変えたい場合は、ネガティブになってしまう度に自分で考え方を選択しなおすことが大事です。
癖になってしまえば反射的にできます。

考え方は自分で変えることができます。
考え方を変えれば、苦しみから抜け出すことができます。
苦しめているのは状況というよりもむしろ、あなたの記憶、心です。

ちょっとした悩みから、思考パターンを変える練習をしてみてくださいね☆

高橋りか
タロットリーダー
タロットの魅力に取りつかれ30年以上/プロになって13年目。

2017~2019年、東京・下北沢で「本と雑貨とタロットのお店 Tbooks下北沢」を運営。
占いの専門書やカードの販売、個人セッションを行っていました。

現在は「高橋式決断タロット」を提唱し、オンラインでの個人セッション等で活動中。

YouTubeでは、初心者の方向けに「Oからわかるタロット講座」を配信しています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次