【女子のお仕事インタビュー】ラジオDJ&カラーセラピスト


好きなことで生きていく。二つの主軸を持つ働き方

春奈々未さん

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ラジオDJなど、声のお仕事を中心に精力的に活動されている春さん。2019年からは更にカラーセラピーのお仕事も本格的に開始されています。

二本立てで個性が増す、相乗効果の働き方に興味津々です!
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●ここしかない!というタイミング

高橋:春さんとお知り合いになったきっかけが、うちのレンタルスペースでカラーのワークショップをやってくださったことなんですよね。

春:3色パステルアートで描くクリスマスカードですね。
とある先生がやっていて、その方から教えてもらったものなんですが、3色だけのパステルで混色して絵を描くというものです。その活動も去年からやり始めて。

高橋:今まではナレーターや司会など声のお仕事をメインにされていて、これからはカラーのお仕事も同じくらい力を入れて、二本立てでやっていきたいとのことで。

春:そうなんです。

お仕事についてお話しくださる春さん。

高橋:ではまずは声のお仕事のお話、おうかがいしていいですか?
いつから始めたんでしょうか。

春:声のお仕事は、8年前に愛知県で始めたのが最初でした。

高橋:どういった流れで声のお仕事に就けたんですか?

春:愛知県に住んでいた時に愛知のとあるコミュニティFM、地域のFM局でパーソナリティされていた方と知り合う機会があったんです。

その頃、歌の活動をしてたんです。自分で歌を作ってピアノを弾きながら歌っていたんですけど、私の歌を聴いてそのパーソナリティの方が放送局に連れて行ってくださったんですね。局長に会わせていただいて。局長に番組をぜひやらせてくださいって言ったらああいいよって言っていただけて、そこで始めたのが最初でした。

高橋:すごい!そこでは一番初めはどういったことをやったんですか。

春:深夜放送だったんですけど。

高橋:台本とかなくて自分で喋る・・・?

春:ないですね。アシスタントだったのでメインの方が進行していてくれて、メインの方から教えていただきつつ、そこにちょっとお手伝いみたいな感じで話に加わるっていうのをやっていました。

だいぶ後になって、入った頃は聞くに耐えなかったのにものすごく上手くなったって言われました(笑)。

高橋:ものすごく今がいいから言ったんでしょうね(笑)。

春:そうですね。入った頃は温かく見守ってくれてたので。みんな超優しくて、ほんとにラッキーでしたね。
その放送局では二年間くらい続けていました。

ペースは週一回、生放送で、一番長くて5時間とかでした。
地域のご紹介とかニュース、お知らせもありますし。
後はいろんなコーナーですね。自分の得意なこととかをしゃべるコーナーやメール読んだりとか。

楽しかったですね。仲間もできたし。

その後、東京に引っ越したんですよ。東京に行きたくて。
歌の関係で東京のレコード会社と少しつながりができていて。

今しかタイミングがないと思ったんです。
身軽な状態でどこでも今行ける!みたいなかんじだったので。

高橋:動くんだったら今のタイミングだなと思ったんですね。

春:ここしかない!っていう気がしたんですね。

高橋:ありますね、そういうタイミングって。

春:直感で、これはもう行く、と東京に引っ越したんです。
地元のFMも辞めることになって。

東京に行ってしばらくレコード会社で働かせていただいていてたんですけど、途中から今のMCの、声の仕事の事務所に所属させていただけることになって。私から応募をしてご縁ができました。

高橋:レコード会社でお仕事をされながらも、なんか別の道はないかな、みたいな感じで探されてたんですね。

春:歌ではそんなに道が開けていく感じじゃなかったので、ちょっと行き詰まって。そういえばラジオ地元でやってたじゃん!って思いだして。

ラジオも好きだったので、東京でもそんな活動とかできるかなぁと思って検索して、今の事務所をみつけて、そこで運良く受け入れていただけました。

●自分を磨いてないと声にも影響するんじゃないかと。

高橋:今の事務所ではどんな活動をされてるんですか?

春:いろいろなラジオ番組を。
ワインが好きなのでワイン関連の番組を最初持たせていただいて。

高橋:いいな、好きなものの番組できて(笑)。

春:元々好きだったんですけど、番組きっかけで特にハマりましたね(笑)。

良いワインを飲ませていただく機会が多かったんですけど、良いものってやっぱりものすごくおいしいんですよ。
こんなにおいしいんだ!!って、そこからすごくハマってしまいました。

東京に来て最初に担当したワイン番組と、別番組ですけど、今現在もやらせていただいてるワイン番組があります。

高橋:ワイン番組長いですねー。

春:ご縁がありますね。
毎回音楽家さんだったり、ワイン好きな文化人にゲストに来ていただいて、ゲストとトークをするみたいな番組です。ワインの話とか、その人の専門分野や人生のお話などですね。

後はジャズの番組ですね。ジャズの専門家の方にトークしていただいて、私はインタビュアーで。お話を聞いて、受ける方ですね。

その他は生放送のもの、お知らせ読んだりニュース読んだりバラエティ番組だったり、いろいろ。

高橋:多彩ですね。
いろいろな番組をやっている中で、何か感じる事はありますが。

春:どう人に見られるかをすごく意識するようになりましたね。
声だけなんですけど、声しかもちろん聴こえないんですけど、でもやっぱり自分を磨いてないと声にも影響するんじゃないかと。
例えば部屋着みたいので声を撮ったら部屋着の声になっちゃうんじゃないかとか(笑)。
そういう風に思って、ちゃんとしなきゃなって思い始めましたね。

昔はすっぴんでどこまでも行くみたいな感じだったんです。
人に見られてはないんですけど、聴かれているだけなんですけど。
ちゃんとしなきゃなーって思うようになったのが変化かもしれない。

高橋:ご担当の番組がワインやジャズですし、仰ってることわかります。

●直感で選ぶ色で心の状態が見えてきてしまう。

高橋:では次に、カラーに興味を持ったきっかけはなんだったんですか?

春:昔から絵やアートを見るのがすごい好きだったんですね。カラーって綺麗な色の絵だなあとか、アートについて回るじゃないですか。

大学生の時、たまたま色彩検定の講座が大学でやってたんです。色彩検定を受験するための講座が開かれていて。

高橋:大学の講義で?

春:大学の中のエクステンションセンターっていう、資格を取れるようなところがあって、そこで資格講座がいろいろ開かれていたんです。
その時暇だったんで、なんか資格取っとこう、じゃあ色彩検定取ろうと思って。それが始まりですかね。

高橋:そうなんですね。始めはどういう勉強をされたんですか?

春:140色を超えるカラーカードっていうのがあって、それを1枚1枚見て色と色番号を覚えましたね。

その時は資格取ることが目的だったので1級まで取ったんです。だからと言って色関連で就職できるわけではなかったので、知識を得たけど何も使うところはなく、色って楽しいなぁっていうぐらいでした。

それからかなり時間が経ってから、カラー心理学を専門にやっている先生と出会って、カラーといっても心理的なカラーっていうものっていうのがあるんだよっていうこと教えてもらって。

色と心の関係はすごく密接だということに興味を持ったんです。心理的なものに興味があったので、色も好きだし合わせたのは絶対面白いと思って。

高橋:講座を受けてみたいなって思って、その先生のところで学んでみて。

カラーは奥深くて面白そうです。

春:それが2017年頃のことです。
勉強したら、カラーって深いなぁってすごい思いましたね。配色やカラーコーディネートも面白いんですけど、カラーセラピーで選ぶ色ってこんなに人の心理に影響を及ぼすのかっていうのはものすごく面白い。心理的な部分が直感で選ぶように反映されて、表れてきてしまう。人の心の状態がそこから見えてきてしまうんですね。直感で選ぶ色で。

高橋:色が人の心理を表す。面白いですね。カラーセラピーをやっていて印象的なことを一つ教えてもらえますか?

春:セラピーを受けにきた方に選んでいただくじゃないですか。私の方からは決めつけたりとかしないんですけど、こういう色を選んでいるので、色の意味としてはこういうものがある。もしかしたらこういう部分てありますか?みたいに投げかけをするんですよね。

そうすると、今本当にそう言おうと思ってたことだった!とか、今その状態で、まさに今の自分自身だ!と言われることが結構多くて。私が言い当ててるわけじゃないんですけど、その人が選んだ色に全部表れてきちゃってるっていうのが驚きですね。

高橋:カラー心理学を知らないんですけど、色を選んでもらって、選んだ色についてご説明して、そこでご本人に自分の状況を振り返ってもらうみたいなのが一連の流れなんですか?

春:そうですね。選んでいただいて、こちらから質問とか投げかけをするわけですね。

この色を選んだからあなたはこうですっていう風に判定するわけではないんですよ。こういうところってありますか?みたいな感じで聞いてみて、違います、でもいいんです。
そこで対話していくっていうところが一番のセラピーだったりするので。
こちらからアドバイスすると言うより気づいてもらうって言うことなんです。

高橋:自分で気づいてもらうのって大事ですよね。
カラーの勉強をされた後はどのような活動をされてるんですか。

春:本格的にお客さん、クライアントさんを観ていこうっていうのは今年からですね。

去年の年末は協力していただける方のカラーを観させていただいて。
今年からですね、名刺も作りホームページも整え、本格的にお客さんに来ていただこうかなっていうのは。

高橋:どんなクライアントさんに来てもらえるか、イメージは沸いていますか?

春:私の目標に「自分らしくもっと自分を活かして、自分に合ったことをして輝いていける人を増やしたい」っていうのがあるんですよね。

無理して生きていくんじゃなくて、まず自分自身を知っていただいて。自分を知った、じゃあ何ができるのか。本当の気持ちとしてどうしたいのか。どうなりたいのかっていうのを知って、自分の特性とか性格に合ってるものを知った上でそれを活かして人生良くなっていけるような人を増やしたいって言うのがあります。

今よりもう一歩自分を活かして輝きたいと思っている人、みたいな。

高橋:悩みを解決するってうよりはもっとご自分の世界を広げていって、良くなっていくっていうイメージですね。

春:そうですね、どちらかと言うと。多分そういう方のご相談の方が私は合っているかなと思います。

カラーの説明をきっかけに自分のことに気づけるのがいい。

高橋:なるほど。カラー関係だとそういう活動を今年から本格的にをやっていかれる予定なんですね。

春:ワークショップもやっていきたいですね。ワークショップは直接お仕事にしたいというわけではなくて、趣味と言うか自分がやりたくてやっています。

●いろんなことやっているのは個性になるし自分も楽しい

高橋:これからは今までやってきたラジオのお仕事と、新しく学びを深めたカラーと、両方同じように頑張っていきたい、という。

春:なんでカラーもやるの?って言われるんですけど。
好きなことを仕事にできたら一番いいじゃないですか。やりたいことや興味のあることを。

話す仕事も好きだし、カラーも好きだし。それでお仕事なったらいいかなっていうのがあって。
ラジオの仕事も安定しないですから、他に自分のできること、スキルも増やしておかないとなと。将来的にも、いろんなスキルを身につけて、あんなこともできるこんなこともできるっていうのがあったほうが、いいなと。

いっぱい吸収して勉強してできることを増やして身につけていかないとなあと思ってるっていうのもあります。
好きだから楽しいからやるっていうのも大前提なんですけど。

高橋:今後のことも考えて、自分の強みを増やしていくとそれがオリジナルになりますからね。
一つのことだけじゃなくていくつかのものがあった方が、個性的というか。

春:最近はそういう風に考えてますね。
前は一個のものだけに集中している人の方がかっこいいかなぁみたいに思ってた時もあったんですけど。

いろんなことやっているっていうのもそれはそれで個性になるし、いいかな、楽しいかなって。自分も楽しいし、傍から見てもいろんなことできるんだね、みたいな。それはそれで魅力かなあと思ってますよね。

高橋:いろんな人がいていいですよね。最近ちょうどそういうテーマでブログを書きました
私はお仕事としていろんなことをやるのが好きなんですよ。けどやっぱり日本の伝統的な考え方として、職人みたいに一つのことを突き詰めてやるっていうのが美徳ですよね。

新入社員で入ったとしてもずっと同じ会社に勤めるのがスタンダードだったから、反射的に私も一つのことを長く続けている人をすごいって思うんですね。

でも個人的には、いろいろやった方が楽しくて。やっと世の中にそれもありっていう雰囲気ができてすごく楽になりました。

例えばナレーターでも、すごく売れていて一本でやっている人は本当に一握りで、そうじゃなくてちゃんとナレーターのお仕事も一定数あるし、他の仕事もやってるし、みたいな人が増えるといいですよね。
一本でやっていけないから辞めるっていう人も多いんでしょうけど。

春:そうですね、できる事はいろいろ持っていていいんじゃないかなって思うし。現実的にTVのタレントさんとかって飲食店やってたりするじゃないですか。

番組が一個終わったら自動的に一個追加されるなんてシステムはないので。仕事があるときばかりじゃなくて、あったりなかったり、仕事は増えたり減ったりってあるから、そこを安定させていくためにやってらっしゃるんじゃないかなって私は思います。

高橋:そっか、確かにそうですよね!

春:私もそれに習ってというか、いろいろできたほうがいいのかなぁって。

高橋:柔軟にやっていくのが続けられるコツなのかなって思いますね。
固執しすぎないでやっていくっていう考え方、いいですね。

春:細々と長く続けていくっていうのもそれはそれでありなのかなと。

高橋:あり、ありですね!!
いろんな生き方とか働き方があっていいと思うんです。
今までは30まで全力で頑張ってダメだったらすっぱり辞めてみたいなのが、みんなのスタンダードであったけど。

せっかくお仕事があるんだったら続けられる方法で、他のお仕事でも好きなことやっていくのがいいのかなって。
やってきたことをゼロに戻しちゃうのって、別に否定はしないけど悲しくもありますよね。

春:やっぱり柔軟になってきてますよね、みんなの働き方に対する考え方が。

昔は結構画一的というか、会社に入るのか、自営業やるのか、主婦になるのか。で、仕事は一個、そこを極めろ、みたいなのがあって。
そこから外れた人は辞めるだったり・・・

高橋:アウトサイダー的な。

春:でも、いろいろあってもいいのかなっていう。

高橋:じゃあ、今好きなことを活かしつつ、春さんなりの働き方、形をみつけるようにやっているわけですね。

春:そうですね、自分なりの。無理するとか苦しいとかで働くんじゃなくて、自分が興味があることでお仕事ができたら一番幸せな状態だなぁと思って。

そんなに簡単なことでは無いかもしれないんですけど、でも日々何か興味のあることをいっぱいやって、それで生きていけたら幸せだなあって。

高橋:今のところはその二本立てで行く方向で進んでいって。今後、これからどういう興味が広がってかわかんないですもんね。

他に何かやりたいことはあるんですか?

春:いっぱいあるからいけないんですよね(笑)。収拾がつかない。
音楽とかアートがもともと好きっていうのがずっと小さい頃からあるので。

将来的には今のMC、司会者の立場を合体させて、良い音楽や良いアートを、司会者っていう立場で誰かに紹介できるイベントや番組をやっていきたいかなって。

できたら映像のメディア、テレビ。テレビっていってもいろんな種類のテレビがあるじゃないですか。映像のメディアで素晴らしいアーティストさんを司会者として紹介するような番組を、いつか、生きているうちにやりたいなと。

高橋:いいですね!!

春:英語も練習してるので外国の人にも英語で紹介できたらうれしいかな。どこからそこにたどり着けるのかちょっと見えてはいないですけどね。

高橋:そこまではっきりとイメージできているんだったら、口に出していくといいんじゃないですか。人に話して、いずれつながるタイミングが来るような気がします!

春:そうですかね?じゃあ今後口に出すようにしてみます(笑)。

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